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共働きサラリーマンいくじろうの日記

Living well is the best revenge

地方の高校生にとって一橋大学が圧倒的なオススメ大学である理由~その①就職・結婚編~

私は地方の貧乏な家庭の出身で、地方の県立高校から一橋大学に入学、その後大手企業に就職し今は幸せに暮らしています。最近学生の貧困問題、奨学金の問題がよくニュースになっていますが、私自身、運良く大学に進学できたおかげで人生が開けました。人脈やお金を稼ぐノウハウが身につきづらい貧困家庭出身の学生にとって、大学進学は一番確実に人生を豊かにできるチャンスで、最近貸与型奨学金の恐怖が煽られてますが、有名大学であれば奨学金を借りてでも進学すべきです。貧困を理由に大学進学を諦めて欲しくないと思っています。

 私の経験から、地方の高校生には是非一橋大学進学を勧めたいと思っていますので、以下に地方の高校生(とその保護者)に向けたアドバイスを送りたいと思います。出版物とかには出にくいリアルな部分や下世話な部分も書いていますが、概ね卒業生の皆さんも同意してくれるのではと思います。

まとめると、以下のような項目になる予定です。まずこの記事では就職編について書きます。

 

(その①就職・結婚編)
1.東大や早慶より圧倒的に就職に有利
2.社会的評価がちょうどいい

(その②生活編)

3.授業料免除や奨学金が受けやすい
4.郊外の少人数大学のため地方出身者でも孤独感を感じにくい

5.家賃の安さ、治安

(その③教育編)
6.少人数大学ならではの教育の質の高さ
7.学部の壁の低さ、国際化について
8.入試対策が比較的容易(得意科目を生かせる)

(その④デメリット編)
9.物事には両面がありますのでデメリットもいくつか書いておきます。

(上記メリットに比べると取るに足らないように思いますが)

 


1.東大や早慶より圧倒的に就職に有利


(少人数だからよい)
 一橋大学の最大の特徴は少人数であることです。これが就職で非常に有利に働きます。他の大学では、(東大や早慶レベルの大学だったとしても)、取り立ててアピールすることもない学生生活を送った学生は、就職活動に苦しむことが多いと聞きます。(現代のリアルな実態は小説・映画の「何者」参照。)

 

何者 (新潮文庫)

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ところが一橋の同級生を見てみると、部活や勉強に特に熱心でない地味な学生でも、人気企業の内定を持っている人が普通にいます。あまり就活で苦労している人の話を聞きません。これは以下に述べるように一橋だとライバルが少なく、一橋というだけで目立てることが原因です。
 就職活動は他の学生との差別化が大事です。例えばある会社の採用試験で最終候補者に東大生が6~7名残ったとします。そうすると、1学年あたりの人数比から計算すると、一橋:1~2名、早稲田12~13名、慶應9~10名となります。

 

(学生数について統計を調べると、新卒就職市場での主な対象となる学部と大学院修士課程・専門職学位課程の1学年あたりの人数は、「東大:6300名 一橋:1500名 早稲田:12500名、慶應9500名」という感じになると思います。※実際の入学者数、入学定員、在籍者数/学年数など学校によって手に入る統計の定義が異なるので、正確には多少前後するかと思いますがだいたいこのくらいのバランスと考えてください。)

 

この時点で一橋大学は少数派なので、まず有利です。多くの企業では採用にあたっては、大学毎のバランスを考慮してしまうと思います。東大○名、早稲田○名などと、大学毎の採用枠までは決めないにしても、ある大学ばかり多く採用するということは避けるでしょう。例えばあなたが会社を経営していて、最終的に(一橋3名、早稲田25名)のように候補者が残り、20名採用するとします。(学生数を考慮すると、このようなバランスになります)最終候補なので、学生の差は僅差です。この場合、多様性をよしとするこのご時世、同じ大学の学生ばかりを採用してもなあ、ということで「①一橋3名合格、早稲田17名合格」もしくは「②一橋2名合格、早稲田18名合格」のようにする会社が多いのではないでしょうか。①の場合、落ちるのは一橋0名、早稲田8名です。②の場合、落ちるのは一橋1名、早稲田7名です。このような現象がいくつもの会社で繰り返された結果、一橋生は普通に就職活動をすればだいたい有名企業の内定をもらえることになります。(私の知り合いでも、1年目はいろんな理由で上手くいかない人がたまにいますが、就職留年すれば大体大手に入れています。もちろん大手に行けば幸せかというのはまた別問題です。)

 

(一橋生の気質がよい)
 また、例えば東大や早慶に入学した場合、学生数が多くいろんな人がいるので、その中で地方出身の普通の高校生が目立つには相当頑張る必要があります。頑張らないと埋没します。東大に行けば、幼少期から勉強を頑張ってきた大変な努力家や、有名私立出身で親も優秀、軽く勉強しただけで東大に入れた天才などが周りにたくさんいます。早稲田に行けばスポーツで全国レベルの学生や文学や音楽や芸術に傾倒するエッジの効いた学生がたくさんいます。慶應に行けば幼稚舎上がりの、または地方出身のスマートなお嬢様お坊ちゃまがたくさんいます。

ところが一橋はどうで しょうか。このようなキャラのたった学生はあまりいません。だいたいまず私立でなく国立大学に行くということで、文系も理系もそこそこ勉強を頑張ってきていて、親孝行でそつのない、いい人が多いです。一橋に合格するレベルであれはもうちょっと頑張れば東大には行けたでしょう。でも一橋で満足する。もしくは周りの友人が地元の国立大学に行くところを、あえてもうちょっと頑張って一橋に行く。人と比べることなく自分は自分、変なプライドはないけどいい人生を送りたいな、という人たちは多いです。なので、学生生活で妙なマウンティングや変に目立とうとする必要はありません。自分は自分、地味に過ごしたり普通に頑張ったりします。そういう地味な学生が多いので、他の一橋生と比べても就職活動でも埋没することはなく、少し面白いポイントがあったくらいで目立てます。

 

(少人数ゆえの卒業生のつながりの強さ)
 一橋の卒業生は少人数なのであまり周りに同窓生がおらず、同じ大学の出身者というだけでうれしくなり優しくしてしまいます。実際に私も会社に後輩がいるととてもうれしく優しくしてしまいます。これが東大や早慶だと、まわりにうようよいるのでこのような気持ちが生まれません。例えばハワイに旅行中にかわいい日本人がいたとします。特に声をかけないでしょう。その辺にうようよいます。これが例えばキューバ旅行中にかわいい日本人がいたらどうでしょうか?とりあえず声をかけると思います。こんな感じです。


2.社会的評価がちょうどいい

これも私が気に入っているポイントの一つです。「東大卒」というとまず変な色眼鏡で見られてしまいます。エリート、オタク、変人、天才、緻密な努力家・・・。職場で東大卒の新人がくるぞ、となると構えてしまうし、仕事で失敗すれば「東大卒なのに使えない」「やっぱり東大卒は使いづらい」などと言われ、成功すれば「さすが東大卒」、普通に頑張っていても「東大卒の割に普通だね」という感じです。その点、一橋はあまり東大ほど世間のイメージが定着していないので、わりとフラットに人物そのものを見てくれます。なんか普通に仕事していてもさすが一橋はスマートに仕事するね、という風に見られている感じがあります。

これは恋愛や結婚でもそうで、大学のイメージが定着していないのでまず人物を見てくれた上で、高学歴だねとか、国立大学に行って親孝行だねとかそういう感じになります。あと東大ほど変人じゃなく、早慶ほど遊び人という印象がなく純朴で真面目な感じがするのもよいのではないでしょうか。今まで付き合った彼女や今の奥さんの親の受けも非常に良かったです。

以上、就職・結婚編でした。(次回に続きます)